2009/08/19

「子供の権利条例」問題を考えるシンポジウム

 昨年(平成20年)の9月20日(土)、広島市西区民文化センター大ホールにて、「子供の権利条例」問題を考えるシンポジウムを開催いたしました。

 約250名の方々のご参加をいただき、広島市民として広くこの問題を考える機会を得ることができました。

 アンケートを取ったところ、160名ほどの方からご回答を頂きましたが、条例制定の動きがあることをご存じだった方は半々でした。

 条例制定に賛成の方は一人だけで、あとの方はすべて反対、慎重意見でした。

 具体的な興味深い意見を沢山寄せて頂きました。

 たとえば、40代の女性の方、以前から条例制定の動きがあることはご存じでした。

「今現在、子育て関係の仕事をしていますが、10代の子供が妊娠、出産するケースが増えています。これはまさしくこどもがすでに自由にセックスできる世の中だということと思います。結局虐待、母子家庭、不幸につながる割合も高くなっています。こどもの権利条例が制定されるとますます拍車がかかりこどもを不幸にし、日本の崩壊が急速にすすんでいくのではないでしょうか。」

 性の氾濫がここまで来ているということを、一体どれだけの大人が認識しているでしょうか。「子どもの権利」の美名の下に、思春期の子供が、「誰とセックスするかしないか自分で決める権利」を振りかざしてきたら一体どうするのでしょう。

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