2010/09/16

広島市子ども条例(子どもの権利条例)、9月議会上程見送り!

 中国新聞が報じた記事が以下の通りです。



 3月議会での上程見送りに続いて今度で2度目の見送りとなります。


 6月議会も上程されるかもしれないといううわさもありましたが、早々に沙汰やみになった経緯もありました。


 9月議会での上程見送りの意味は大きいと思われます。


 何となれば、来年の統一地方選挙において、広島市長選挙も行われます。それまでに12月議会、3月議会がありますが、既に選挙モードに突入し、条例制定どころではなくなる、とも思われるからです。当然予算審議もあります。


 しかしながら、市長が「政治生命をかける」とまで口に出して言った(らしい)条例ですので、手段を選ばず(既に担当部局の「こども未来局」は勿論、「広島市教育委員会」もなりふりかまわぬ動きで突っ走っているとの噂です)に制定をごり押ししてくることも考えられます。


 家庭と教育の問題ではありますが、「条例制定」となるとどうしても議会や役所という「政治」の動向が絡んできます。本来、政治の具ではありませんが、政治によって家庭や教育が翻弄されるという現実の中では、サイレントマジョリティたる保護者や教師たちも声を上げざるを得なかった、というのが、「教師と保護者の会」の思いのようです。


 今の時代、地元に責任を取るのは、どこの誰とも分からない中央の官庁でもなく、政治家でもなく、一人ひとりであるということを肝に銘じて、「条例制定阻止」まで頑張っていきたいと思います。

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