2010/05/17

お粗末!広島市子ども条例について考えるシンポジウム

広島市子ども未来局の中村課長は、中立であるべき公務員の立場を逸脱して、条例制定賛成派のパネラーとして席に座った。

この一事をもってしても、広島市のおかしさは免れない。

本来なら、賛否両論を「聴く」立場でなければならないはずだろう。

このシンポジウムは作為に満ちていたが、会場に集った市民の様子は圧倒的に反対の声が大きかった。


「まず制定ありき」の市の姿勢は、市民の声を聴くどころか、「聴く必要はない(某)」との立場に貫かれている。

お上の言うことに黙って従っていればいいのだと言わんばかりの広島市のやり方は、ほとんどファシズムだ。


ファシズムは国家社会主義の訳だが、ソーシャリストが行政権を握るとファシズム化するという公理が成り立ちそうだ。

今の広島市は、ファシズムに侵されている。

会場は、こわばった空気、違和感が満ち溢れていたが、「子ども条例」が制定されたら、一体子供たちはどうなってしまうのか、不安と危機感を高めた保護者たちのストレートな声によってこわばりが突き破られた。


会場には、条例制定推進派の市議や副市長ら、また教育委員会の関係者らも多く顔を揃えていた。

5 件のコメント:

  1. シンポジウムは、やっぱり、そんな感じだったのですね。

    既にご存じかと思いますが、今月27、28日ジュネーブの国連児童の権利委員会で、日本政府の第3回報告書の審査が行われます。そこで我が国に対して勧告がだされるわけですが、この勧告を、条例推進派が利用してくる可能性がありますので、ご注意頂きたいと思います。

    国連の委員会と我が国の外務省、NGOとの関係についてはこちらをご覧下さい。
    http://jidoikusei.blog69.fc2.com/blog-entry-4.html
    http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-396.html

    また、第3回報告書を作るに当たっての外務省主催の意見交換会の様子が外務省HPに掲載されています。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/index.html

    皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

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  2. 参加しての感想を述べます。
    ①300人収容の会場に、8割は入っていました。条例賛成より反対派が多数(拍手の数から言うと会場の8割は反対)。
    ②質疑応答では、賛成・反対双方の支持者からのものもありましたが、あまり内容を理解してない純粋な質問もありました。がその人たちは、なんで必要なのかやはり理解できないようでした。
    ③ いつものことですが、広島市の担当者は市民の質問に適切にというか正確に回答できない。わざとはぐらかしているのか、コミュニケーション能力ないのか、とにかくこちらの質問の真意と期待する回答を話せないのでしょう。明らかな能力不足。こんな人材を市民の税金で雇う必要あるんでしょうかね?
    ④本当に子どものため、市民のためなら、みんなこぞって賛成するし、協力もしますよ。そうじゃないのは、市民が理解が足りないという市側のスタンス。市民を馬鹿にしています。知れば知るほど、子ども条例(子どもの権利条例)は不要です。
    ⑤パネラーのPTAの人が、どえらい怒っていました。そして現職校長先生の一人が全く不要と言い切られたのが、印象的でした。反対の方のほうが、真剣に子どものことを考えているのが伝わりました。賛成の方は、何か他人事のような口ぶりでした。

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  3. 参加しての感想を述べます。
    ①300人収容の会場に、8割は入っていました。条例賛成より反対派が多数(拍手の数から言うと会場の8割は反対)。
    ②質疑応答では、賛成・反対双方の支持者からのものもありましたが、あまり内容を理解してない純粋な質問もありました。がその人たちは、なんで必要なのかやはり理解できないようでした。
    ③ いつものことですが、広島市の担当者は市民の質問に適切にというか正確に回答できない。わざとはぐらかしているのか、コミュニケーション能力ないのか、とにかくこちらの質問の真意と期待する回答を話せないのでしょう。明らかな能力不足。こんな人材を市民の税金で雇う必要あるんでしょうかね?
    ④本当に子どものため、市民のためなら、みんなこぞって賛成するし、協力もしますよ。そうじゃないのは、市民が理解が足りないという市側のスタンス。市民を馬鹿にしています。知れば知るほど、子ども条例(子どもの権利条例)は不要です。
    ⑤パネラーのPTAの人が、どえらい怒っていました。そして現職校長先生の一人が全く不要と言い切られたのが、印象的でした。反対の方のほうが、真剣に子どものことを考えているのが伝わりました。賛成の方は、何か他人事のような口ぶりでした。

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  4. 6月5日の条例反対反対集会に参加しました。
    全体をとおして「何でも反対」のかつての左翼のような運営にはうんざりしました。

    参加者は動員が多数を占め、会場からの発言は事前に準備されたNHK的予定調和のシラケた発言。はしゃいで煽る司会者。公正中立の県職員たる現役公立中高一貫校職員の偏向発言。
    強制的に加入させ、カネまで巻き上げるPTAの多様な会員の意思を無視した会長の唯我独尊。
    子どもを「未熟」と決めつけ、権利を剥奪するのはかつてヒトラーがユダヤ人を殺戮した論理と全く同じじゃないか。

    条例制定に「反対」するということは、この運動が成功した暁には子どもたちに「これまでも何も変わらない」という明るい未来が待っている。。。のだろうか?
    教育現場に様々な問題があるということを認めつつ、「何も変わらない」未来を目指すとはどういう頭脳なのか?
    「権利条例に反対し、○○○という条例(など何らかの動き)を目指す」という未来志向のみじんもない、「単なる反対」のまったく後ろ向きな集会。
    秋葉市長は、ノーベル平和賞を目指しているらしい(笑・・子どもじゃあるまいし)が、ただ難癖を付けて引きずり下ろそうという右翼的政治集会だった。

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  5. 上記↑の人、何が言いたいのかよく分らないです。

    それこそ反対のための反対意見。

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